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怒涛の日曜日:吹奏楽に捧げた一日

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令和7年5月25日(日)

今年度も埼玉県吹奏楽連盟東部支部の楽器講習会・指導者研修会の主担当を務めました。

昨年度は個人レッスン形式を試みましたが、様々なご意見をいただき、以前のグループレッスン方式に戻しました。

前任校で会場校を引き受けた際には、色々と学ぶことがありました。
私としては、吹奏楽に真剣に取り組む生徒たちが実際に学校を訪れ、施設を見て体験することは、非常に大きな広報効果があると確信しています。

生徒募集に苦労していた学校だったので、大きなチャンスだと捉えて引き受けましたが、同じように考える人ばかりではない・・・ということを痛感しました。

着任したばかりの今年、講習会の会場校を務めるのは少し勇気がいりましたので、来年度以降に温めることにしました。

前任校では2年目でも難しかった会場提供ですが、開智未来中学・高等学校であれば大丈夫だと信じています。

というのも、生徒募集は学校にとって最大の課題であり、全校体制で力を注いでいますから、きっと応援してくれるはずです。

東部支部楽器講習会:変革期を迎えて

東部支部楽器講習会【前期】は、17日に南会場(越谷市立北中学校)、25日に北会場(花咲徳栄高校)の二展開で実施しました。

武蔵野音楽大学の学生さんを講師としてお招きし、午前と午後に分かれてパートレッスンを行いました。

残念ながら、今回の受講生は2日間合わせて150名程度でした。
以前は2日間で600名ほどの受講生を集めていたことを考えると、コロナ禍やガイドラインの定着など、吹奏楽部を取り巻く環境が大きく変化していることを実感します。

新しい時代の講習会を模索する時期に来ているのだと考えています。

その中で、花咲徳栄高校を会場にお借りして楽器講習会を実施しました。
フォームによる申込がうまくいかず、講師がいないパートの受講生が来てしまったり、保護者の方がセキュリティの関係でメールを受け取れず連絡が取れなかったりと、混乱を招いてしまった点は次回の大きな反省点です。

必ず改善していきます。
花咲徳栄高校の川口先生、そして生徒の皆さんの全面的なご協力のおかげで、何とか乗り切ることができました。
本当にありがとうございました。

並行して開催した指導者研修会には2名の先生が受講生として参加され、午前は昭和楽器石塚さんによる「楽器の扱い方講座」、午後は辻浦先生による「部活動運営法講座」を開講しました。

こちらも以前は多くの先生にご参加いただいていました。

素晴らしい内容なので、今後はもっとしっかりと告知し、ぜひ多くの先生方に受講していただきたいと思っています。

コンクールメンバー選考と基礎の徹底

朝の受付が終わると、大急ぎで学校に戻りました。同じ加須市内とはいえ、移動に30分ほどかかります。

結構遠い道のりですが、毎日の通勤経路の一部でもあります。

少し遅刻してしまいましたが、40名ほどのメンバーでコンクールに向けたセレクションを実施しました。

私と副顧問の先生の二人で、実に4時間弱。私も3年ぶりにこれだけの人数をセレクションして、かなり疲労しました。
以前はこれを一日がかりで、80人以上も審査していたとは……。

今回はブラインド審査で、誰が演奏しているか分からないようにして審査しました。
個々の実力がよく分かり、上級生の中にはさすが!という演奏をしてくれる生徒もいましたが、やはり個々の演奏技術向上は急務だと実感しています。

まだまだ埼玉を代表するレベルにはありません。
個人がもっと高いレベルで楽器を操る技術がなければ、合奏になってもバラバラで魅力的な演奏はできません。

審査しながらも、次に打つ手をあれこれ想像しながら時間を過ごしました。
結局、30名のメンバーのうち23名を決定し、残り7名は火曜日に再セレクションを行うことになりました。

もう一度、できる限りの準備をして、思い切り演奏を披露してほしいと願っています。

短時間でしたが、私の方で基礎合奏を行いました。
秋山紀夫先生の「10分間ウォームアップ」は4月からずっと取り組んできたので、随分慣れてきた頃です。

その内容と質について確認し、さらにクラリネットから重ねるロングトーンもチェックしました。この2か月弱で、確実に音は寄るようになっています。

まだまだ道半ばですが、しっかりと手応えを感じることができました。
この練習もルーティンの一部ですが、頭をフル回転させて練習に臨んでほしいです。

単調な練習だからこそ、しっかりと考えて、意識高く取り組むことが肝要です。
これからの基礎練習では、今日確認した基準を常に意識しながら、質高く演奏してほしいと願っています。結局、最も信頼できるのは「日々の積み重ね」です。

小さな一歩を大切に頑張りましょう!


埼玉ジュニアウィンドオーケストラ:本物への探求

さて、夕方からは埼玉ジュニアウィンドオーケストラの練習でした。

まずは「楽しむこと」。そして、しっかりと理解を深めて演奏すること。
それを聞いている観客の皆さんも楽しい!
まさに三河商人ではありませんが、「三方良し」です。

基礎の確認をして、次は合奏。
練習も残すところあと2回ですが、着実に演奏のレベルは上がっています。

今日はほとんど開智未来生のサポートがなかったにも関わらず、反応が良く、どんどん改善していきました。意識の高いメ

ンバーだと、本当に楽しいです。
こちらの意図をしっかりと受け止め、必ず「何かしよう!」としてくれます。

こういう手応えのある合奏は楽しいですし、演奏している皆さんも達成感、満足度が高いのではないでしょうか。

ちなみに、課題は「スプリングフィールド」の音色です。
場面にあった音色の選択ができるようになってほしい。

これは開智未来も同じです。
フライングカープWOの場合、基本的に無色で吹く人は少ないです。
小長谷先生がおっしゃる、音楽は「空気に色を付ける」ものです。

この曲のこの場面は「何色?」と考えながら演奏する習慣を身につけてほしいと思っています。

「アイネクライネナハトムジーク」は品のある音を選択すること。
そのためには「音」のイメージが大切です。やはり「オリジナル」を聞く必要がありますね!

7月11日にはサントリーホールで、日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行きます。
開智未来と埼玉ジュニアウィンドオーケストラで20名ほどです。

最初なのでこんなものでしょう。
本物を知った皆さんは、劇的に音楽に対する理解が深まるはずです。

この変化が今から楽しみでなりません!ちなみに、雅楽のコンサートに行ったからこそ、「この場面は男声合唱!」とすぐに分かったことがあり、嬉しくなりました。

ぜひ、本物に触れましょう!


おおみや市民吹奏楽団:演奏会に向けて

さて、2日連続でヘトヘトになりながら、おおみや市民吹奏楽団の練習へ。

本当に最後の練習でした。
いつもならば加須市フライングカープWOの練習日なのですが、今日はゲストコンダクターの黒川先生のレッスンで私はお休みをいただいていました。

ということで、演奏会直前強化練習に参加しました。
楽器を吹く側ではありませんが……。多分、私が一番練習が必要な状態なのですが。

短い時間でしたが、結構細かく詰めることができました。随分と整理されたと思います。

今回、私が指揮をする「バンドワゴン」、「眩い星座になるために・・・。」、そして「パッサカリア」と、いずれも大好きな作品ばかりです。心を込めて演奏しますので、ぜひ31日(金)はReiBocホールの大ホールまでお越しください!お待ちしております!

ということで、私、本当に頑張りました。いや〜、頑張った!

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