令和6年8月22日(木)
職場では学校説明会がありました。
昨年度よりも参加者が増えており、これも日ごろからの広報活動の成果と実感しております。
若手の職員を中心にコツコツと努力を重ねており、少しずつ形となり始めています。
後は継続。
これから波はあっても、とにかく「継続」と「改善」。
これが「結果」を出すためには不可欠です。
「結果」が出なければ、「やり方」を変える。
これは教室でも繰り返し言っています。
今の自分を変える、結果を変えるためには、少しでいいので(思い切りでもいいのですが)「やり方」を変えましょう。
自分自身の成長なくして、結果を出すことはあり得ません。
演奏家を育てる教育者
とにかく、読み漁るように知識を注入する日々です。
そして以前に触れた書籍ですが、これが本当に素晴らしい。
指導者皆さんに読んで頂きたい!
先日、プレゼンテーションでお邪魔した学校で生徒から「本番に向けた心のコントロール」をどうすれば良いか?という質問がありました。
この本にある内容とほぼ同じことを答えましたが、その課題をより深く、より明確に解説してくれています。
指導者としてありとあらゆる課題に対し、相当に深く、明確にアドバイスをくれます。
もっと早く真剣に読んでおけば良かった・・・。
ということで、この内容は必ず自分の指導に落とし込んで行こうと思います。
私が持つ指導に対する哲学と完全に一致する素晴らしい書籍です。
齋藤秀雄
さらに、指揮法でも大変お世話になっている齋藤秀雄先生の講義録。
斉藤メソッドと呼ばれ、指揮法(バトン・テクニック)だけが注目されますが、そもそもとても深い音楽に対する理解、研究が凝縮されているの斉藤指揮法の指導内容です。
齋藤秀雄先生は指揮者でありチェリストなので、コンチェルトを題材に講義することも多いです。
もちろん交響曲、ピアノ・ソナタ、時代、様式についても非常に分かりやすく講義なさっています。
私が不勉強で、今回もメンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークのチェロソナタ、ブラームスの交響曲第3番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「テンペスト」、そしてバッハの無伴奏チェロ組曲第3番。様々な作品を知る事が出来ました。
そんな中で、「アーティキュレーション」について目からうろこのお話と出会いました。
実は先日の越谷南高校での講習会でも岡田先生は「アーティキュレーション」について取り上げられていました。
たまたまその日に、職場に戻って書籍を読み進めると、この「アーティキュレーション」についてドンピシャで明確な解説をしている個所と出会いました。運命!
フランス語にはアクセントがない!とか、様々な角度から音形について解説しており、これまたより明確に理解が深まりました。
この内容は日曜日のSaitama Junior Wind Orchestraで取り上げようと思います。
アーティキュレーションについて明確な理解が無い中で、音楽を表現してくことはできません。
やはり「学び」は様々な課題を解決してくれます。
戦争を考える
15日の終戦記念日ごろから、日本の戦争についても再度理解を深めようと読み続けています。
第1部は「特攻」がテーマなので、とにかく一気に読み切るのは重たい・・・。
ということで、少しずつ読んでいるのですが、これまた真剣に考えさせられる内容です。
併せて読んでいるのが
これまた、第2次世界大戦は負けるべくして負けたという理解以上に、どのような流れで戦争へと突き進んでいったのか、分かりやすく流れを解説しています。
まあ、今も80年前もあんまり変わってないな・・・というのが実感です。
ウクライナ戦争も、パレスティナ戦争も、なんだかんだ言って誰かの思惑が大きなうねりとなって本人も予想できなかったような大事になっているのではないかと予想されます。
ぜひ、世界史の授業でこの「戦争」についても深く扱いたいと思います。
いつになるかな~。
小説
そして危険なのが小説。
読むのが止められない危険な書籍です。
そしてとうとう手を出してしまったのが浅田作品。
この『蒼穹の昴』から始まった中国現代史シリーズ。
全部読んでます。
本当に面白くて、分かりやすくて、もちろんフィクションも織り交ざっていますが歴史の流れをつかむには素晴らしい書籍です。
そして、この『天子蒙塵』は満州国の宣統帝溥儀を中心に展開します。
私が大好きな張学良(相当なイケメン)の失脚から話は始まります。
『中原の虹』で張作霖が本当にかっこよかった。その息子が・・・。
西安事件はどういう展開なのか??
いや~これまた止まらない予感。
やっぱり歴史小説は面白い!
さ~明日も楽しみです。
頑張りましょう~!!
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