令和4年9月13日(火)
先週より学級閉鎖が始まりました。
非常に残念です。
一生懸命にアンサンブルに取り組んでいたメンバーも学校に来ることすらできません。
学級閉鎖
第7波のデータを確認しましょう。
厚生労働省HPによると 2022年7月6日~9月6日までのデータですが
陽性者数
9歳以下 1,138,608人
10歳~19歳 1,168,530人
20歳~29歳 1,378,654人
30歳~39歳 1,394,841人
40歳~49歳 1,442,471人
50歳~59歳 1,068,788人
60歳~69歳 632,620人
70歳~79歳 450,122人
80歳~89歳 279,138人
90歳~ 120,074人
ものすごい感染者数です。
そして、死者数は
9歳以下 11人
10歳~19歳 2人
20歳~29歳 10人
30歳~39歳 23人
40歳~49歳 51人
50歳~59歳 93人
60歳~69歳 211人
70歳~79歳 708人
80歳~89歳 2020人
90歳~ 1751人
圧倒的に高齢者の皆さんが亡くなっています。
このご年齢ですから当然、高齢者施設でのクラスターによる感染、死亡が多数を占めています。
死者数/感染者数 これがインフルエンザのデータが「1%」ということで比較の対象とされることが多いです。インフルエンザで多くの方が亡くなっていますね。(年代別はどうなのでしょうか?もしかしたらインフルエンザも同じような状況だったりして・・・。)
9歳以下 0.00096%
10歳~19歳 0.00017%
20歳~29歳 0.00073%
30歳~39歳 0.00165%
40歳~49歳 0.00354%
50歳~59歳 0.0087%
60歳~69歳 0.03335%
70歳~79歳 0.0087%
80歳~89歳 0.15729%
90歳~ 1.45827%
90歳以上の皆さんはインフルエンザ以上の危険性ということになるのでしょうか。
※繰り返しますが、インフルエンザ並みも怪しい基準ですが・・・。
この数値は感染者数がBa.5になってから爆発的に増えたので、死亡率はけた違いに低くなりました。
実際死亡者数は高齢者を除いてそれほど変わっていません。
これが事実なのです。
これを受けて、経済活動は再開し、いわゆる水際対策もさらに緩和の方向と聞きます。
私はそれが合理的でバランスの取れた政治判断だと思います。
そして埼玉県の学校では相変わらず
インフルエンザよりも格段に危険性の低い
「オミクロン株Ba.5新型コロナウィルス」対策として
複数人の陽性者が出れば学級閉鎖
1人感染者が出れば部活停止
です。
これは科学的データに基づいた、合理的でバランスの取れた「制限」でしょうか?
「感染拡大防止」と言っていますが、世の中は制限を緩和してる流れですよね?
ちなみに感染者数の数は減ってきている、と盛んにアピールしていますが注目すべき数値があります。
PCR検査の数です。
2022年9月8日のPCR検査(検疫所、保健所、大学、医療機関など。主に自費の民間検査は含まず)
81,834件
ピークの2022年7月27日のPCR検査
267,019件
実にピーク時の30%まで数が減っています。
そりゃ陽性者も減りますね。
本当に市中に陽性者が減っているのか、検査が少ないんですから信憑性に欠けます。
実際、陽性者数が多かろうが、少なかろうが高齢者、基礎疾患のある方を除く皆さんにとって重症化も死亡者数も最初から変わりません。
これは厚生労働省の発表しているデータからも明らかです。
結局「コロナ保険」も対象が厳格化されて給付されないとなれば、わざわざ検査しません。
かつては検査→陽性証明→自宅療養でもみなし入院 で症状の重い、軽いにかかわらず 10万円(県民共済の場合)ほど支給されていました。
そりゃ陽性者も増えますね。
保険会社もこりゃたまらん!とあっという間に基準の改正となりました。
ということで、学校における制限は誰のためなのでしょうか?
ぜひ、県議会議員をはじめ市議会議員の皆様、県民、市民の付託を受ける代表者は各教育委員会に明確な回答を追求していただきたいです。
私が願うのは、若者の時間を奪わないで欲しい。
この一点です。
なぜ、それが出来ないのでしょうか?
こんな埼玉県でいいんでしょうか?
絶対よくない。
結局、文句を言わない弱い立場の人間にしわ寄せがいくのです。
いつまで学級閉鎖、部活停止を続けるのか、ちゃんとその責任を指示を決定した人間が取るのか、しっかりと見守りましょう。
産経新聞・・・。
こういう評価ですか?
やはりメディアの力は大きいですね。
2年生の皆さんも立派な有権者。
この3年間に悔しい、悲しい思いをして来年の8月に有権者になる若者、その親の世代の皆さんの票はいったいどれくらいになりますかね?
参議院選挙を見ていると新しい風が吹く予感もあります。
ぜひ、選挙に行きましょう!
『勉強が面白くなる瞬間』 パク・ソンヒョク
韓国で大ベストセラーとのことで、現在は定番書?(オビより)なのだそうです。
いったいどんな「秘訣」が載っているのか、興味深く読ませていただきました。
読んでみて私の感想は
韓国は根強い「儒教国」である。
この書籍が「定番書」になるほど売れるのですから、相当に「儒教」的な思想は人々の間に、そして若者の間にも強いのだと思います。
たった6年ほど前の映画ですが、「探偵な2人」という韓国のコメディ・アクション・サスペンス。
名探偵コナンと「探偵物語」と「刑事貴族」と「相棒」が混ざって、一つになったような作品でした。
その中でも、亭主関白を通そうとして妻の逆襲に遭うというテーマがコミカルに描かれています。
強い「儒教的観念」という常識が変化してきている、という話なのでしょう。
かつての日本と一緒かもしれません。
ちなみに出生率が
0.92人(2022年)
※2021年は0.81人
世界銀行の発表では加盟200カ国中最下位の200位。
イーロン・マスクもびっくりです。(出生率が1.3ほどの日本は消滅すると発表して反響を呼びました。)
この映画では主人公2人が子育てに奮闘するというテーマも組み込まれていました。
韓国の世界最高レベルの少子化を背景に、家族をテーマに加えているように感じました。
あくまで映画ですが、韓国の現実とは乖離があるようです。
映画「パラサイト」とは全く違った切り口。
でも、笑いのツボはかなり日本的に感じました。
第2弾が製作されたり、設定を少し変えてテレビドラマになったりとそれなりに人気のようです。
つまり、「儒教的観念」を面白おかしく、時には大切に取り扱うのがウケるという訳でしょう。
具体的には、「徳目」を積み上げるという部分など。
もちろん日本人にもなじみ深いので、読むと受け取りやすいと思います。
中でも「先生」を選んではいけないという部分。
いや~助かりますね。
どんなに教えるのが下手な先生でも、学ぶ姿勢があれば学べる部分は見つかる。
グサリと刺された気もしますが・・・。
ちゃんと学びの機会となるよう授業を頑張ります。
ビジネス本
私がこれまで読みまくってきたビジネス書にある、様々なツールが紹介されていました。
モチベーション、時間管理などはまさに「ビジネス本」そのもの。
具体例として「松下幸之助」も登場して、日本を代表するビジネスマンという評価なんだなと実感できたりします。
日本以上に厳しいと言われる韓国の受験競争。
映画「パラサイト」でもその一端が覗けました。
この競争に勝たなければ社会的な成功は無い!という雰囲気。あくまで映画の話でしょうが・・・。
ご覧になっていない方はおすすめです。
見終わって、気分が良くなる部類の作品ではありませんが・・・。
最後の最後まで目が離せない展開がスリリングです。
さて、日本でも学歴のための学力。
つまり、将来のためには「勉強」という強い観念が存在します。
不動岡高校に来る生徒はその競争である程度の実績を積み上げた人ばかりですが、それでも大学受験となれば話はまた別です。
苦労して、自信を失ってという人もいるでしょう。
そこでこの本を読むと・・・。
さらに「自分は弱い・・・。」と落ち込むかもしれません。
私のような単純で、思い込みが激しく、楽天的な人間はぐっとくるかもしれません。
いずれにせよ、読む人を選ぶ作品だなと思いました。
私個人の感想として、書籍としては今一つ、「ブログ」の感じを脱し切れていない気がしました。
本の帯には「98.4%が勉強したくなった」とあります。
いったい何人に聞いたのかはデータがありませんでした・・・。
また、韓国人、それとも日本人に聞いたのでしょうか。
どうかな~。
ちなみに全く勉強に興味を示さない自分の子供たちにと思い食卓に置いておきましたが、全く興味を示してもらえませんでした。
なかなか難しいですね。
勉強。
私は名前が良くないと思います。
辛くて痛そうです。
なんか「快楽」みたいな名前になりませんかね・・・。
修行に耐えると幸せみたいな、「○○道」みたいなのが苦しいんだと思います。
もっと学びを楽しめる「余裕」が欲しいですね。
私も含めて。
受験生。
心と体の声を聴きながら、最後まで走り抜けてください。
応援しています!
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