令和4年1月21日
3年生は高校生活で大きな節目。
区切りを迎えました。
本日で登校日が終わりました。
全校集会はリモート。
進路指導主事から国公立出願、私立個別試験についてのアドバイス。
全員対象にポイントが押さえられたお話でした。
生徒の皆さんはサラ~っと聞いていますが、ああやってお話ができる人はあんまりいませんよ。
外の世界に出れば気が付くと思いますが。
いや~本当に素晴らしい。
しかも、ちゃんと実例(生徒の、自分の)を織り交ぜて、ただの一般論にならないように配慮がちりばめられています。
予備校、塾の先生も専門家でしょうが、不動岡高校の生徒を一番知っているのは不動岡高校の教員。
3年間見てきている私たちには、皆さんの積み重ねが良く分かります。
積み重ねが。
ある人は。
ということで、これで一つの節目。
そしてここからは私立大学の試験がどんどん始まります。
私もまず、国公立出願のアドバイス。
面談の嵐でした。
国公立出願
共通テストの得点。
昨年度合格者の最低点。
昨年度A~Eのライン、今年度のA~Eのラインの点差。
これを昨年度合格者最低点から引いて、さらに自分の共通テストの合計点を引く。
これが目標となる2次の得点。
過去問を解いて、その点数を上回れるのならOK。
2月25日までに上回るならいいのですが、そこは冷静に判断しなければなりません。
もちろん、2次の科目も重要。
小論文、面接などでの逆転はありません。
1次と2次の配点が均等に近ければ近いほど逆転もあります。
記述が得意な人は2次力次第では可能性が広がります。
私大と国公立
第1志望が国公立の場合。
前期がチャレンジならば、後期は必ず安全に。
この時に地方の国公立大学になってもひるまない!
国公立志望の生徒はバランスよく勉強してきました。
これが、私立大学受験の時には逆にデメリットになります。
私大文系は英語、国語、社会に特化しています。
バランス型ではなかなか苦しい・・・。
国公立で目指している学校と同レベルの私立はなかなか厳しいのです。
ですから、後期まで国公立をしっかり考えましょう。
確実校の私立と国公立を選択できるようにしておきましょう。
浪人も視野に入れて・・・。
浪人も視野に入れているので、確実校は受験をやめようと思います。
ってこれは絶対にダメ。
今年の受験は今年で完結させる。
今年全力で、進学する意識で受験計画を立て、それを実行する。
それで初めて来年につながる貴重な経験になりうるのです。
どこかで「浪人」に逃げる意識では、結局本気にならないまま来年を迎えることになります。
「浪人」は想像を絶するプレッシャーです。
これを受け止めるためには、とにかくまず今年をしっかりとやり切ること。
全力を出し切って、それでももう一年頑張りたい!
と思える人が「浪人」に成功するのです。
1年間あればなんとかなる?
幻想です。
それならば、なぜこれまでの3年間できなかったのでしょうか?
あれがあったから、これがあったからと思い浮かびますか?
いやいや、それは言い訳。
これまでの自分の言い訳を受け止めて、すべてすっぱり変える決断が出来なければ1年追加しても結果は出ません。
やはり決断。
それが経験できるのであれば、受験も浪人も人生に有意義だと思います。
やはり人生の「修羅場」は貴重です。
勝負した経験は必ず次につながります。
今は学習、学力という分かりやすい価値観で、分かりやすい勝負をしています。
それはそれで、アリだと思います。
最初から答えのない、哲学の世界に迷い込むとそれはそれで苦しいかなと。
とは言え、これから先、点数化できない、答えのない世界が待っています。
そんな「混沌」とした世界で生き抜く、そこにつながる経験だと思います。
以前も言いましたが、高学歴の人には「優秀」な人の割合が高い。
私の個人的感想ではありますが、一般論として通じると思います。
もちろん、様々なタイプの「優秀」があります。
ですから自分らしく、世の中で必要とされる「優秀」さを磨けば良いのです。
そして、高学歴だけが物差しではありません。
人間力、人格、世の中で必要とされる能力を身に付ける、など「優秀」は多様です。
これは学校だけで身につくものではありません。
人生は一生勉強。
その一歩を前向きに踏み出しましょう!
ここからが正念場!!風邪をひかないで、最後まで実力を発揮してきてください。
応援しています!
レッスン(2日目)
昨日に引き続き山﨑先生のレッスンでした。
今日は英検が校内で実施されており、音出しは基本的にできませんでした。
練習は記念館にて。
大講義室でレッスンをしていただきました。
個人の奏法について、様々なアドバイスをいただくことが出来ました。
多くの悩みが的確に解決されていき、劇的に変化して楽しかったです。
姿勢
股関節を緩める。
頭の位置を中心に。
楽器を体に近づける。
楽器を持ち続ける(トランペットなど。手で支える楽器)
アンブシュア
唇の状態
息について
ある程度分かっていた事が、より明確になりました。
これはもっと研究していこうと思います。
やはり、これだけの人数がアンブシュアの問題で苦労しています。
指導者は、その点について理解、研究は不可欠だな~と実感しました。
ブレス
まっすぐ頭頂に向かって吸う。
体の前側を息が通るイメージ。(実際気管が前、食道が後ろなんだそうです。)
体全体が膨らむ
お腹がポンプ
高い音は体を下におろさない。(字だと分かりにくいですね・・・)
低い音は体を下におろす。
などなど。
普段から実践できますね。
いかんせん・・・。時間不足。
生徒が気合を入れて準備しましたが・・・。
ま~全然足りません。
行けるところまで・・・。行きました。
何とか全員受けさせたいのですが・・・・。
次回も楽しみにしております。
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