令和7年3月14日(金)
世の中はホワイトデーで盛り上がっていて、すっかり忘れておりました・・・。
すみません。
次週、お返しをちゃんとご用意しようと思います。
第102代内閣総理大臣 石破茂
昨日、政治について取り上げたばかりでしたが、もう今日はこのニュースでもちきりです。
昨日、「のろし」が西田議員、青山議員から上がりました。
石破首相が首相官邸にて自由民主党の1回生議員15名を招待して会食を行い、そのお土産として事前に議員会館事務所にて10万円の商品券を配布したとの事実を認めました。
突っ込みどころ満載。
官邸でやるところもなんというか・・・。
来週から参議院の予算員会、そして差し戻しになった衆議院でも予算員会が開かれれば、野党から激しい追及が永遠と繰り返されるはずです。
しかも、こればかりは誰も助け船を出せません。
ちなみに同席したのは林官房長官、橘慶一郎官房副長官(衆議院議員・富山3区選出)、青木一彦官房副長官(参議院議員・島根選挙区)。
政府の中枢4名が会食し、そこに招待された自由民主党の国会議員15名。
これが公職選挙法の定める「政治活動」に当たるのか、当たらないのか。限りなく黒に近いですが、これで首相が逮捕まではいくものでしょうか。(隣国は最近釈放されましたが・・・)
それにしても、10万円の商品券が「お土産」と「ポケットマネー」ということが、国民の理解を得られないという点では異論の余地がないのではないでしょうか。
ポケットマネーで150万円渡せるのは、まあ一般的な人ではないですね。
政治家というのはそこまで裕福なのか!?という厳しい指摘になるでしょう。
衆議院選挙で落選した丸川元衆議院議員。
「800万円ほどのキックバックは手を付けず残っています!あるのも知らなかったんです!」
素直に答えていらっしゃいました・・・。
これが、法律上問題なくとも「国民の理解を得られない」という事がどうも分かっていらっしゃらない様子がこの動画で分かります。
ちなみに、検察が任意で事情聴取をして起訴を見送った旧阿部派議員について、石破首相は「国民の理解を得られない」として、党員資格停止、公認取り消しなどの決断をしました。
この重大な石破首相だけではなく、森山幹事長も含めた自由民主党中枢の意見だったはずですが。
旧阿部派の怒りは大爆発でしょう・・・。
自分に優しく、他人に厳しいでは、日本の内閣総理大臣は務まらないでしょう。
それにしても、あの記者会見は石破首相にとって決定的だったと思います。
「公職選挙法のどの条文を言っているのか?」と劇詰め。
まあ、それに応えられない記者もどうかとは思いますが。
ちゃんと理解して総理に迫って欲しいものです。残念。
法律を犯していなければ何をやってもいい。
この思想を持った人間が首相である、と自分で宣言してしまったようなものです。
ということで、早ければこの土日に退陣表明かもしれません。
それでも粘って、月曜日からサンドバッグ状態になるのか・・・。
それはそれで、自由民主党のダメージが大きすぎると思います。
まさか、内閣不信任案を野党が結集して可決なんてことになれば、前代未聞の出来事になってしまいます。
戦後、最短の内閣とも噂されていましたが、この終わり方は何とも想定通りというか・・・。
ちなみに、この会食は3月3日の事です。
10日ほど寝かせて・・・。
麻生、岸田、茂木会談 → 西田・青山両議院の「のろし」 → 朝日新聞の報道。
いいタイミングですね・・・。
昨年の10月の衆議院選挙で、玉木代表の7月のスキャンダルが報道されたのと同じでしょうか。
また、1年生議員たちは10万円の商品券を戻していたそうです。
「こういのは困る。」とのこと。
1回生議員がこれを言えるということは、首相はどのように考えられているか分かりますね。
政局。
何だかな~。
さて、次の首相は誰になるのかな。
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