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リハーサル。

令和4年11月26日(土)

怒涛の週末を迎えました。

本当にここを乗り切れば天国(私は海外へ!)、生徒は・・・。期末考査です。

JR鉄道祭り

おおみや市民吹奏楽団のイベント演奏を指揮させていただく・・・。

予定でした。

天気がね・・・。

やっぱり雨男の本領を発揮してしまいました。

朝に練習の準備などをしてから大宮へ高速道路で移動。

すると、だんだん雲行きが怪しくなり、会場の鐘塚公園(ソニックシティ前の広場)へ近づくにつれ雨脚も強まりました。

ああ、これはダメだなと思いながらも会場へ。

演奏者の皆さんは揃っていましたが、スタッフから「中止」宣言が出て終了。

滞在時間15分。移動時間往復2時間。

早めに学校に戻れて良かったです。

おかげでスコアを再度じっくり読み込み、夜にあるおおみや市民吹奏楽団の合奏の準備も出来ました。

サイエンス教室

午後は、明日の本番に向けて突貫工事の練習。

すると、ドアの向こうに多くの小学生が!

午前中はサイエンス教室というイベントで、200名以上の小学生、保護者の方が不動岡高校に来てくれていました。

理科系の部活が実験を体験させてくれるというイベントです。

その子たちがチラチラと覗いていたので、看板を出して「ご自由にご覧ください!」と書いておいたら、たくさんの小学生が聞きに来てくれました。

リハーサルも観客がいると気合が入りますね~。

かなり切羽詰まっていましたが・・・。

ちなみに、翌日のオータムコンサートでアンケートに「サイエンス教室の日に演奏を聴いてカッコよかったから!」とうれしいことが書かれていました。それも何枚も!

やっぱり、生演奏は最大の広告です。

合奏

必ず何とかしなければ!という気合で臨んだ合奏。

生徒の皆さんも同じに考えていたようで、かなり気合が入っていました。

課題だった個所もスムーズに改善していきました。

ちゃんと練習してあると、合奏もスムーズに進むのです。

ここまで切羽詰まると、さすがに緊張感のある練習が出来るようになるのです。

のんびりやっていては実力は発揮できないという、人間の本質を見た気がします。

ここで、吹奏楽の旅で話題になっていた「怖い先生」が登場しては行けません。(私は視聴していないのですが、皆さんが私が見た前提で話してくださいます。あんまり楽しくないんですよね・・・。本当?って感じで)

やる気は生徒の中から。
いや~本当に難しいですけど。
種をまいて、待ち続ける・・・。待ってますよ~!!

ここは大人の吹奏楽団にはかないません。
だって社会人の吹奏楽団はお金払って、時間使って、週末に集まって音楽やっているのですからね。

好きじゃなければ、その場にいませんからね。
この絶対的な信頼関係はとても心地よい空間です。

ですから前に立っているときには、何としても音楽を楽しんでもらおう!という気合が入ります。

指導者の責任は重大です。

いかにして適度な、かつ適当な「緊張感」を生み出すか。
スラムダンクの安西先生は理想ですけどね・・・。

バランスの大切さは世界史で扱う「共産主義の崩壊」でもテーマになる部分です。

結局、自由と競争の無い共産主義では生産性は上がらないのです。
そして、経済は衰退してしまいます。

ある程度の緊張は必要ということです。
筋トレと一緒。

ということで、生徒たちの頑張りによって最後の合奏は予想以上に時間が短縮できて幸せでした。

「早く終わらせたい!」というのは全員共通の思いです。

良い演奏をつくりたいけど、出来るだけ時間は短縮したいです。

「早く終わらせるために頑張る!」という感情も自然なものでしょう。

とは言え、終了後にマーチングの練習してましたけどね・・・。

結局早くは帰れないという・・・。
皆さんよく頑張りました!

おおみや市民吹奏楽団の合奏

午前中に数分間だけお会いしたおおみや市民吹奏楽団の皆さんと再会。

今回は、6月に開催されるジョイントコンサートの下ぶり

結構重たい曲が・・・。

秋山紀夫先生のマーチの世界や、武田先生のミュージカル、映画もの。なかなか歯ごたえがありました。

大人の演奏者の皆さんはあっという間に雰囲気を作れます。
さすがですね。

ここにきて、フライングカープウィンドオーケストラと合わせて大人の団体を2つもお手伝い出来て、新鮮な刺激を頂けています。

外に出て武者修行をすることは大切です。

自分の居心地の良い場所だけにとどまっては、成長に不可欠な「緊張感」が足らないのです。

例えば、海外でいきなり英語で合奏なんて、も~それは刺激以外の何物でもありません。

ということで、日本はもちろん、海外でもお声がかかるような指導者、指揮者を目指して頑張りま~す。

ちなみに、大人のバンドは練習自体が楽しみです。
そんな皆さんと音楽することで、私も一緒に楽しい時間を過ごさせてもらいました。

高校生のひたむきな一生懸命さを感じる部活と、また一味ちがう音楽が大好きで集まった大人の皆さんと共有する時間。

どちらも素晴らしいです。

「今日この後練習だ~」と言うと、

生徒から「家に帰りたくないんですか?」

って・・・。

しどろもどろになりながら、「家には帰りたいけど、音楽も大好きだから!」

と答えると、

「良かったですね」

・・・。この言葉の裏には一体何があるんでしょうか。

いや~あの笑顔が怖い。

とにかく、やっとコロナ前の猛烈な忙しさが戻ってきていますが、大好きな事しかしていないので本当に幸せな時間です。

忙しさ、大変さとか、困難さ

幸せ

は同時並行することが多いですね。

まあ、お刺身のワサビみたいなものでしょうか。

苦みの感覚は徐々に慣れるものだそうですが、人生の「苦み」も結構慣れてしまうものです。

障害が大きいほど、お~盛り上がってきた!と思うようになります。だんだん。

と言うことで、充実の土曜日でした。

天気はど~にもできませんからね。
自分で打つ手がないものにはこだわらない。

これが幸せを日々感じる秘訣です。

さ~明日の本番も楽しみましょう~!!ドッキドキですけどね。

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