令和6年5月10日(金)
毎週金曜が恐ろしい・・・。
何と授業が5時間。会議を含まない、純粋な授業。
アクティブラーニングを積極的に取り入れようとしている私でも、5時間は結構ハードです。
しかも、今年は地理総合を6クラスやってます。
つまり同じ内容を6回。
その上、ちゃんと記録を取っていたつもりがズレていたりして大混乱。
まだまだ私自身が慣れておらずすみません。
政治経済
庄和高校で大変お世話になった先生との再会。
そして、同じ科目を分担して担当させていただいております。
テストは共通テストなので、当然進度も内容もある程度すり合わせなければなりません。
とは言え・・・。
大好きな現代史。
ま~政治経済って「現代史分かってるよね?」という感じで、さらっと「ルワンダの虐殺」とか、「ユーゴスラヴィアの悲劇」とか出てきてしまいます。
そりゃ素通りできません!!
一昨年度まで毎年秋からやっていた「現代史補習」が思い出されます。
うずうずしてきます。
「現代史」が大好きなだけに、「絶対に知っておいて欲しい!」という思いも強くなり、結果、話が深くなり長くなってしまうのです。
ふと教室内を見れば・・・・。
自己嫌悪に陥るわけです。
しかし!何と!!心の救いになるような言葉をかけてくれる人がいるのです。
「歴史の話が出て来て楽しい!」
ああ。
本当にありがとうございます。
そんな言葉を言ってもらえたら、もう何もいりません。
これで明日から頑張れます。
でも、私もプロフェッショナルとしてクラスの一部ではなく、出来るだけ多くの皆さんに同様の感想を持ってもらえるように努力しなければなりません。
伝え方の研究。
自分にも伸びしろしかない!と言い聞かせて教材研究しています。
しゃべりたくてしゃべっているようではダメですね。
ただの自己満足。
しゃべって何とかするなら、聞いている側が圧倒的に引き込まれるレベルまでいかなければお話になりません。
まだまだ中途半端。
聞き手の受け取りやすい方法で、情報をしっかりと心を込めて伝えて、受け取ってももらえていなければ、それはただの自己満足です。
日々、返り討ちに合い続けております。
まだまだ修行が足りません。
他人にやさしく。
私は自分に甘いです。
誰も最初から「失敗してやろう」なんて思っていません。
でも、思うように結果は出ないものです。
だから自分に「最初はしょうがない」とか、「出来るだけやった」とか、「まあそういうこともあるよね」と優しい言葉をかけるのです。
じゃないと「チャレンジ」なんてやってられません。
だから、他人が出した「結果」に対して、また過程に興る「失敗」に対して厳しくなんてできません。
もし自分だったら、優しく次に向けたアドバイスやサポートの声をかけて欲しいです。
他人から厳しく失敗、結果を非難されて、「やる気」が出るほど私はタフではありません。
「他人は変えられない」
これは私の信念でもあります。
「変わるのは自分」
だからこそ、私はこの立場で心がけているのは「いいな!」って思ってもらえる「大人のお手本」なろうということ。
でも、決して「完璧」な姿を見せようとは思いません。
いや、正確に言えば「完璧」なんてできないのです。
「無謬性」(間違えが無い)が正しい、という考えは本当に苦しいものです。
そんな人間いるのでしょうか??
いや、いません。
わたし達が持っている力を全力で出す。
その過程で起こる様々なトラブル、そして思うようにいかない結果。
やれることをやり切った結果、家庭ならば、全てが素晴らしい経験です。
そう思えるからこそ、私自身が「失敗」を繰り返しながらも、「次こそは!」と自分を鼓舞しながら、甘やかしながら改善し続けられているのです。
そんな姿を見せ続ける事に、私は意味があると思っています。
打てる手はすべて打つ。
特に、この姿勢が大切だと思っています。
後悔の無い今日を過ごす。
なかなか難しいことですが、理想は「今日人生が終わっても受け入れられる」ことでしょう。
いやいや。それはやっぱり仏様じゃないと無理かな。
ですから、私も伸びしろがたっぷりある若者に負けないように、修行を積み重ねて成長します。
まだまだこれから!
さ~中間考査に向けて頑張りましょう!
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