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第1回冬季演奏会

吹奏楽
金賞を受賞しました。

令和4年1月10日(祝)

2年ぶりに新人戦が開催されました。

今年は主催の変更、そして名称も「冬季演奏会」となりました。

実はこの名称は仮称だったのですが、結局このまま正式名称になりました。

高等学校文化連盟

高等学校文化連盟は埼玉県教委委員会の中にある組織で、高等学校体育連盟と並ぶ組織です。

吹奏楽を始め、合唱、演劇、放送など文化部のほとんどが専門部会として加盟しています。

各専門部会長は校長先生が務められています。

ちなみに、高等学校文化連盟の会長職は県立川越高校の校長先生が就くことになっています。

高等学校体育連盟は県立浦和高校。

あと、埼玉県高校野球連盟は県立春日部高校。

いわゆるナンバースクール。旧制中学の第一中(浦和)の流れです。いまだに。

まあ、そういう組織です。

ですから、この大会は埼玉県教育委員会の認める公式大会となるのです。

正式に「集会許可申請」を出し、県教育委員長からの許可が出て打ち合わせ会、大会当日が開催されています。

これまでの実行委員会とは全く違います。

正式な組織の主催事業になる上で様々な課題を検討しました。

それも、吹奏楽専門部会長の堀先生(県立日高高校校長)が後押ししてくださったおかげです。

ちなみ堀先生は川越南高校、坂戸西高校、川越高校と吹奏楽部を指揮して大活躍なさっていました。

私と同じく音楽科ではなく、いわゆる「他教科」です。

しかも、英語科という大変な教科を指導しながらバリバリに吹奏楽を指導していらっしゃいました。

まだ私が20代で気合と根性だけで頑張っていたころ、堀先生から

「君しかいない!大丈夫だから!」

と言われて、よく分からないで引き受けた高等学校文化連盟吹奏楽専門部会事務局長

数日後に段ボール箱が2つ送られてきて後悔したのが昨日のことのように思い出されます。

現在、松山高校の加藤先生(現事務局長)に同じようなことを私がしたわけですが・・・。

ちなみに加藤先生は堀部会長の教え子。

いや~本当に優秀な教え子がいて、立派に吹奏楽の世界で活躍していて素晴らしいです。

ちゃんと「はい」って言ってくれましたから。

とにかく、「公式大会」の意味は大きいです。

昨年はコロナ感染症の影響で中止になったこの大会。

たらねばですが、もし昨年から高文連主催の公式大会であれば・・・。実施できたかもしれません。

実行委員会の行事というのは、つまり「合同練習」の拡大版ということです。

顧問(平教諭)の権限なんてたかが知れています。かならず

「誰が責任を取るのか?」

で話は終わってしまいます。
平教諭には責任が取れません。

校長が長にいる組織だからこそ、各校の校長も信頼して許可する。

これが学校組織の文化です。
ちょっと権威主義的な気もしますが。(管理職の方に多いかな。)

ですから、今回実行委員会形式から公式大会になれて本当に良かったです。

今年も中止だったらと思うと・・・。

金賞を受賞しました。

以前にも書きましたが、私の日ごろの行いから「出演順1番」ということになりました・・・。

そのために前日に宿泊。

明け方から練習をして本番に臨みました。

12月には合宿をして、かなり気合を入れて練習してきました。

コロナの制限下ではどうしてもやれなくて、限界に挑戦できなかったのです。

それが今年やっとできました。本当に良かった。

そして、久しぶりに他校も参加する演奏会(コンクール)。

実は私も緊張しました・・・。

というかちょっと落ち着きがなかったなと反省しています。

もちろん初めての舞台で生徒たちも緊張していたことでしょう。

課題曲も自由曲もチャレンジした選曲。

なかなか限界に立ち向かう厳しい練習でしたが、大きく成長することが出来ました。

実力の8割は出せたのではないでしょうか。まだ録音を聴いていないので何とも言えませんが・・・。


とにかく、よく頑張りました!

「新人戦」

そもそもこの大会は冬場の目標として始まりました。

冬場はどうしても気持ちが盛り上がらりません。

遠い先の目標に向けて頑張るのはなかなか難しいものです。

そのような課題を解決すべく、埼玉栄高校の大滝先生が発起人として始まりました。

私は久喜高校にいたころで、第2回(多分・・・)から毎年参加してきました。

当初は中学校が10校ほど、高校が5校ほどの発表会という感じでした。

高校だけでは単独開催できるほど参加が無く、長らく中学校と一緒に開催してきました。

それが中学も高校も参加団体が増えて、どんどん大規模になりました。

今や7日間にわたって開催される大規模な大会になりました。

高校部門は全国大会を独占する埼玉栄、伊奈学園、春日部共栄のみならず、

西関東大会出場校で参加していないのは1校ほど。

つまり、県内のトップ校はほとんど参加しているのです。

大会の意義

また、B部門の小編成バンドもA部門の大編成バンドも同じ土俵で発表するのも魅力です。

この交流には大きな意義があると思っています。

自由曲しかないB編成。一応課題曲があることで、多くの学びがあると思います。

実際、私は最初の6年間はB編成に出場していました。

7年目にA部にチャレンジして、コテンパンになったのを今でも覚えています。

本番のコンクールではなく、A部門の演奏を体験できるのは有意義だと思います。

自分の学校のことしか見ていないと、ライバルたちはどれくらい頑張っているのか。

自分達との違い、それぞれの魅力はどこになるあるのか。

特にコロナの日々を過ごす生徒たちは初めて他校の「本気」の演奏を聞くことが出来ました。

夏のコンクール、秋のアンサンブルともにほぼ無観客でした。

聴き合えたことにどれほどの価値があることでしょう。

運営にはとっても大きな苦労がありますが、ここまで多くの学校に喜んでもらえるのであれば報われます。

開催出来て本当に良かったです。

来週も観客に制限が入る可能性はありますが、これまで公式戦が中止されたことはないので実施できないということはほぼ無いでしょう。

来週は完全に裏方なので、出場団体の皆さんが気持ちよく演奏できるようにサポートを頑張ります。

FWOも一段レベルアップしました。

ここから加速していきましょう!!

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