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時代の転換点

吹奏楽
Leviathan of Hobbes after stamp from 17th century Drawing Abraham Bosse Leviathan or The Matter, Forme and Power of a Common-Wealth Ecclesiasticall and Civil - commonly referred to as Leviathan is a book written by Thomas Hobbes ( 1588 - 1679 ) and published in 1651 ( revised Latin edition 1668 ). Its name derives from the biblical Leviathan. Leviathan argues for a social contract and rule by an absolute sovereign. Hobbes wrote that civil war and the brute situation of a state of nature ("the war of all against all") could only be avoided by strong, undivided government. Original edition from my own archives Source : "MAGASIN PITTORESQUE" 1852

令和5年5月9日

とうとうこの時が来ました。

まさか、こんなに長い時間がかかるとは思っていませんでした。

新型コロナウィルス感染症は5類相当へ

昨日、新型コロナウィルス感染症が5類相当へと転換しました。

報道でもかなりあっさりと・・・。

朝会でも県教育委員会からの指示が伝えられて、新型コロナウィルス陽性者は、当該者のみ出席停止で、これまでの人数(2人以上)で学級閉鎖は行わないそうです。

様々な教育活動が制限を受ける事は基本的には無いようです。

まさに粛々と・・・。

とはいえ、特に若者に残った影響はすぐに取り払われるわけではありません。

結局、学校では未だにマスクを外せない生徒がほとんどです。

これだけ長くマスクをしていて、外で顔を出せなくなっているのだと思います。
特に思春期の女子が受けた影響は、今後長く引きずっていってしまうのではないでしょうか。

人生で最も多感な中学、高校の時代に過ごした異常な環境はそうやすやすと取り去れるわけがありません。

結局、この3年間にダメージを受けた彼らは、大人になってから上の代と下の代にはさまれて苦しむことでしょう。

しかも、「コロナ世代」という事がなにがしかの配慮されるとは到底思えません。

責任を取るのは彼ら自身。

何ともやるせない気持ちになります。
だって決めたのは大人たちですから。

権利

ちょうど公共の授業では「権利」の話をしています。

国家権力による「基本的人権」の保障。
国家権力を肯定的に紹介したホッブズの話。

強大な国家権力は、国民の権利を保障するために存在する。『リヴァイアサン』

でも、国家権力が「法治国家」の名のもとに濫用されてしまった歴史についても触れます。
それは20世紀前半に登場したファシズム国家、特にヒトラー総統率いるナチス・ドイツを例に挙げます。

皆さん。

「ルールが絶対」というのは、私たち人類が犯した最大の失敗である第2次世界大戦を引き起こしたマインドという見方があるんです。

そもそも人間が作ったものに「絶対」なんてありません。
「ルール(法)」も同様。

「法」でさえ、時代と共に変化し、対象になる人、その文化、風土、宗教、歴史によっても異なるのです。

濫用だったかどうかはもう少し時間が経過して、客観的な評価が必要でしょう。
しかし、Covid-19の時代に国家権力は「安全」のために、個々人の権利を大幅に制限しました。

どこまでが必要で、どこまでが濫用か。
これは非常に難しい問題です。

とはいえ、公正・客観性を持った報道による権力濫用のブレーキ役であるはずのマス・メディアは、忖度の塊だったことを私たち国民は目の当たりにしました。

玉石混交のインターネット・メディアの方が、まだ「本当」の情報に触れられる可能性がある時代です。まあ、YouTubeはアカウント停止されますけどね。

繰り返しますが、お国のため、組織のため、治安維持のためと「法」を鵜呑みにして受け入れはいけません。

権力を背景に、有無を言わさず強制する、「ルールなんだから守れ!」と言われたら反発しましょう。
それはこれまでの人類の歴史が「過ち」であることを証明しています。

そのことに気が付いていない残念な人間がしている、ということを認識しましょう。

大切なことは「自分の価値観」で判断してから受け入れること。

そして、自分の価値観を育てるために、情報を手に入れて、常にそれを最新のものにアップデートしていきましょう。

これはつまり、「学ぶ」という事です。

国民が無知蒙昧であれば、権力者は容易に欺けるのです。

かつて、カンボジアでポル=ポトが政権を握った時代、専制政治の敵として知識人階級(医者、弁護士など)を正当な理由なく処刑しました。

1975~79 クーデタで実権を握り、大量虐殺(ジェノサイド)を行った。

自分の価値観を持たれると、専制君主にとっては不都合なことが多いのです。

現代の専制国家でも、国営テレビなどプロパガンダで扇動して市民をあやつる国があります。

ウクライナ戦争関連の報道で、ロシア国民の皆さんがテレビを信じているという話が多く聞かれました。

日本国民は違う!と言い切れるのでしょうか!?
私は個人的に懐疑的に感じています。かなり扇動されてませんか?

教員という立場から、出来るだけ若者に歴史と現代について学ぶ大切さを伝えて参ります。

「川を上れ、海を越えろ」(歴史をさかのぼれ、海外と比較しろ)

このコロナの間に、本当に自分の信念で行動してきたことで多方面とから矢が飛んできました。
県教育委員会の責任ある立場の方とも、本音でお話ししてしまいましたからね・・・。

まあ、3回も定期演奏会を延期するのは無いですよね。
あと1週間前になってから研究発表会を中止させるとか。

どこを見て物事を決めているのか・・・。
まあ、正論を吐けば、色々と矢は飛んでくるものです。

純粋で、明るい未来が待っている高校生たち。

彼らに対して「誠実」な大人でありたいと心から思う日になりました。

生徒たち

ゴールデンウイークが明けて、私は前任校の定期演奏会や引退式などで思い切り楽しんで疲れ切っていました。

しかし、生徒たちは元気いっぱい。

本当に明るくて、そしてうるさいくらい。
いや、帰りのSHRや掃除ではあちらこちらで大声があがります。
うるさいくらい元気ですね~。

松高生はとにかく人懐っこい。

これも、庄和高校を思い出します。

久喜高校、不動岡高校では久しく経験していなかった感覚を楽しんでいます。

今日は担任の先生の代わりに帰りのSHR、そして掃除をしていました。

暑かったので上着を脱いで置いておくと、何とそれを着てふざける女子生徒が登場。

いや~私の上着を着る女子高生・・・。
なかなかいません。

思い切り笑ってしまいました。

何とも愛らしい生徒たちです。

最近分かってきた彼らの弱点は、簡単に「諦める」こと。

素晴らしい個性があり、それぞれに才能があるのに、結構簡単に諦めるんです。

これって学校の教育の負の成果ではないでしょうか。
テストの点数とか、時間を守るとか、ルールを守るとか、偏差値とか、言う事を素直に聞くとか。

この価値観に圧倒されて、「自分には出来ない」と思い込んでいるように思えました。

とにかく、松高での3年間で自分に自信を持って、次のステップに進んで行ってもらいたいと思います。

自分自身を前向きに受け入れる。

そう思えるような体験をしていってもらいたいです。

とはいえ、松高で自分に何が出来るのか模索中ですが、出来る事からやっていこうと思います。

Tuba奏者として・・・

部活では、とにかく楽器を吹こうと思っています。

5月21日の依頼演奏もTubaで参加です。

もしかして6月17日の東部支部吹奏楽研究発表会でもTubaかな・・・?
前任校も出演日だったような・・・。
ちょっと恥ずかしいな~。高校生に混ざって演奏するの。目立つだろうな~。

ちなみにミックスナッツの合奏がありました。

まさかこれを自分が吹くことになるとは・・・。

まったく吹けません。
吹けるようになる気配が無い・・・。

すずめの戸締りとか。

全部、不動岡かフライングカープウィンドオーケストラで合奏している曲です。

いや~演奏している皆さんを尊敬します。

顧問の先生からも「Tubaでお願いします!」って明るく言われたので、その期待に応えられるように頑張ります。

目下、最大の課題はTubaの1年生と仲良くなること。
ある意味、2人とも1年生みたいなもんだし。
同じTuba奏者という立場で、一緒に上手くなっていきましょう。

曲も吹けないし、楽譜の無い基礎合奏に全くついていけなくて足を引っ張っていますが・・・。
楽譜欲しいな~。

それでも、Tubaの生徒が本当にいい子で良かったです。
毎日練習に行くのが楽しみです。

ということで、テスト期間に入った今日も合奏室で1人で練習しました!
テスト作成もしなければならないのですが・・・。

久しぶりに口がビリビリするまで吹きました。
気分爽快!

明日も頑張るぞ~。

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