スポンサーリンク

新年度が始まりました。

令和5年4月3日(月)

埼玉県立松伏高校に着任しました。

11年前、不動岡高校に着任した時は遅刻しそうになったハラハラしたことしか覚えていません。

今回は余裕を持ってと思いましたが、ちょっと寝坊してしまい6時40分に出発。

まあ、朝練の鍵開けもありませんし、初日から走ったり筋トレしてるとちょっと目立ち過ぎなので早くいく理由もありませんでした。

しかし・・・。

激しい交通渋滞。

特に岩槻インターチェンジを越えるのに信号を3回は待たなければなりませんでした。

その後も、どこを通るのかiPhoneのマップに言われるがまま進みました。

結局、想定時間通り1時間13分かかりました。

ルーティーンの「中高生の基礎英語in English」と「ラジオ英会話」、「英会話タイムトライアル」、「まいにち中国語」が終わってもまだまだ時間がありました。

語学習得の道のりは進度が速まるかもしれません・・・。

明日はもう少し早い時間に出て、どれくらい混雑するのか確認しようと思います。

とは言え早めに到着したので、とりあえず荷物を搬入。

校舎

松伏高校の校舎は新設校が大量に設置された40年ほど前の、「光庭」と呼ばれる建築様式。

初任の庄和高校と全く同じで、社会科準備室も社会科室も本当に懐かしい!

光庭で新入生歓迎コンサートをしたことがふと思い出されると、廊下の向こうから手を振っている女性が・・・?

あれ?音楽科のN先生!?

なんと今年から教頭先生として着任なさったそうです。

教諭としても長らく松伏高校にいらっしゃった先生なので、音楽科を何とかしよう!という思いでこの学校に配置されたのかもしれません。

懐かしい出会いは他にも。

久喜北陽高校で副顧問をなさっていたN先生。

再任用で松伏高校にいらっしゃいました。

世間は狭いですね。

音楽科には吹奏楽部第50代打楽器だったH君もいます。

ちょっと気持ちが楽になりました。
長くやっていると、こういう素晴らしい再会もあったりしてうれしいです。

ちょっと気持ちが盛り上がって社会科準備室へ荷物の搬入。
社会科は正教諭が3人、再任用短時間の先生がお1人。

でも、机は6つあります。

準備室は本当に広々と使えます。
職員室の机と準備室の机、あと共有の机(あ、自分のではありませんね)と広々と使用できてうれしいです。

本棚も大きいし、これで何とか荷物の搬入は出来るかな。

春休中に大量の本を持ち込みます。

職員会議

とにかく先生方の人数が少ない!というのが第一印象。

正教諭は30人ほど。
5クラス規模はこの人数になります。初任の庄和高校と全く同じです。

そこに再任用の先生方が加わって、それでも40人はいるのかな・・・。

そして、若い!!

20代、30代前半の先生方で半分以上占めていると思われます。

初任、2校目という先生が多いのですね。

ちなみに私の職員番号(年齢順)は13番。不動岡高校とそれほど変わらないですが・・・。
元々40代の教諭は希少な存在。
さらに希少価値が出てる感があります。

ちなみに、私の次の方はぐっと若そうです。

このメンバーの中ではベテランということになりますね~。

若い人に「給料泥棒」と言われないように頑張らないと・・・。

確かに、初任の頃の雰囲気を思い出します。

そもそも通勤経路が結構同じような場所を通ります。

若い先生方で、某遊技場(玉やメダルを使用)にはまっていたころ、越谷まで行って、ご飯食べて、帰りに通った経路でした。なんだか本当に懐かしい。

夜になって、出前を頼んで食べたこともしばしば。

ああ、夏に勝手に年配の女性が職員室に入ってきて「風鈴いりませんか~」って来たときは驚きました・・・。

何だか、そんな20年ほど前の記憶が次々とよみがえる一日でした。

分掌会議

何故か・・・。松伏高校でも特別活動(生徒会)に配置されました。

庄和高校では7年間「教務部」でした。

それが、久喜高校では6年間「生徒会部」。

そして、不動岡高校では10年間「生徒指導部(生徒会担当)」でした。

松伏高校でも生徒会とは縁が深くなりそうです。

そして分掌のメンバーは4人!そして20代と30代前半。

しかも主任の先生は不動岡高校卒で教育実習の時に、数学なのに世界史の授業を見に来てくれた熱心な先生。

本当に優秀で、生徒会の準備の仕事量に圧倒されました。
素晴らしい!!

恐ろしいことに、彼は野球部も正顧問として頑張っています。

授業も全力投球。

ご家庭もあって、どんだけスーパーマンなんでしょう。
そしてそのスーパーマンは新任9年目・・・。たぶん学校に欠かせない存在なのでしょう。
おや?これは何だかフラグが立っているような・・・。

今年一年、松伏高校生徒会をしっかり勉強させていただきます。

それにしても1年中、本当に積極的に生徒会が活動しています。

多分先生が一緒になって盛り上げているのでしょう。

ちなみに、不動岡高校ではS先輩がやっている映像配信を生徒会担当の先生がやっていました。

う~ん。これが私にできるのだろうか・・・。
S先輩を呼ぶわけにもいきませんしね。これは大変だ。

不動岡みたいに生徒に任せて、頑張れ~って応援するだけの生徒会とは違います。

そして、先生方の目が生徒みたいにキラキラ輝いているんです。

久しぶりに感じる、あちらこちらから発散されているストレートなエネルギーに感動しています。

学年会

私は1年生の副担任となりました。

2年連続副担任・・・。

でも、不動岡ほどやることが無い感じでもなさそうなので少しやりがいがありそう。

担任の先生は体育の若い女性の先生。
いや、もはやみんな若い。なんだか我が家の子供が通っている小学校と同じ雰囲気。

ちなみに、一緒に着任した先輩教諭、多分私より若い先生が着任1年目で担任に入っていてびっくり。

おや?私がここに入っていないのは・・・。

これもなにやら将来に待ちうけている予感が・・・。

今年1年間、松伏高校の1年生を勉強させてもらいます。
まあ、何が来ても「頑張ります」と言うしかない立場です。

あれ出来ない、これ出来ないという年齢ではありません。

さて初めての学年会議は、資料、そして説明がとてつもなく丁寧なことに驚きました。

不動岡高校では、まあ何とかなるかな~って感じが通常でした。

読んでおいてくださいね的な。

ここまできっちり説明してくださるのは、やっぱり若い人が多いからなのでしょうか。

ということで、会議はとてつもなく長かった・・・。(すんごく頑張ったのですが、数回意識不明の重体に陥りました・・・。申し訳ありません。)

ちなみに会議の隙間時間を使って、社会科室の荷物を片付けました。

流し、冷蔵庫の掃除もしちゃったりして、ちゃっかり松伏高校社会科で馴染むのも早いです。

光庭方式の校舎は、職員室の近くに社会科室、社会科準備室があります。

庄和高校の頃には、職員室に近いことから簡易ベッドが置いてあって、ちょっとした休憩室として色んな先生が集まってきました。

ぜひ、松伏高校でも社会科室が憩いの場になるといいな~。
居心地が良くなるように、少しずつ整備していこうと思います。

まず、台所用品を帰りがけに購入しました。

発掘したコーヒーメーカーは使用できることが確認できたので、次は電気ポットを用意します。

あとは浄水器かな。

環境への適応力は高い方なんだなと実感しています。

吹奏楽部

吹奏楽部の顧問になれるのだろうか!?という不安だった日々。

結果として、吹奏楽部の顧問になることができました。

しかも、他の運動部や文化部の副顧問を兼ねない形での顧問でした。

専門家である音楽科の先生が複数いる中で、一緒に顧問をさせて頂くことができて本当に有難いです。

ある意味、不動岡高校吹奏楽部で経験を積んだからこそ、音楽科のある松伏高校でも吹奏楽部を任せてもらえたのだと思います。

そう考えると、このタイミングは私にとっては良いものでした。

教員生活も25年目となりましたが、新任1年目から吹奏楽部の正顧問を担当し続けられてきています。本当に幸せなことです。

任せて頂いたからには、私の持っている力を全て出し切って貢献したいと思います。

なが~い会議を終えた後に、少しだけ顧問の先生とお話をしました。

現在、吹奏楽部員は2,3年生で24名。

楽器の編成も伺って、今後どうやっていくのかも少しお話しました。

顧問のO先生は部活の事を一生懸命に考えていて、本当に素晴らしい!。

そして、とうとう明日顔合わせです。

練習も見させてもらいます。
とっても楽しみです!

私の役目は松伏高校吹奏楽部の顧問として、他の学校には出来ない魅力をどうやって作り上げるのか。

圧倒的優位性(Core competence)をどのように作り出すか。

そのためにも、松伏高校吹奏楽部の持つ資源(Resource)の見極めから始めなければなりません。

やはり音楽科の設備は本当に素晴らしい。
これをアピールしない手はありません。レッスンルームが18室もあるんです。

合奏室もあります。

ちょっとした工夫で劇的に変わるはずです。

かつては全国大会に進出し、西関東大会常連だった松伏高校。

でもコンクールの結果だけではもったいない。
松伏らしさ、松伏にしかできないプラスアルファを考えて、松伏のファンと作り出す方策を考えます。

松伏高校で吹奏楽をやりたい!

と思ってもらえる魅力。

ぜひ、これからの松伏高校吹奏楽部にご期待ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました